穴あけの基本 ドリル加工のトラブルシューティング!

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「ドリル」の画像検索結果

今回はドリルについて説明します

まずは形状です

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目次

ドリルの各部の名称、形状諸元と切削特性

ドリルの各部の名称

ドリルの各部の名称

形状諸元と切削特性

形状諸元と切削特性

先端切れ刃形状の変更と効果

ドリルの先端切れ刃形状は最適な先端角を維持して、下表のように被削材、求められる穴の精度、再研削の容易性により変更することができます。

代表的な先端切れ刃形状

代表的な先端切れ刃形状

シンニング

ドリル切れ刃のすくい角は、ドリル中心部に近づくほど小さく、チゼルエッジ部分では負のすくい角になります。切削時のドリル中心部は、被削材を押しつぶすようになり切削抵抗の50~70%を発生させています。ドリルの切削抵抗の低減とチゼルエッジ部で生成された切りくずの早期排除および食い付き性の向上のために、シンニングが非常に効果があります。

シンニング

トラブルシューティング一覧

現象 原因 対策
ドリルの折損 切削中に折損が多い
  • 送り速度過大
  • 送り速度を下げる
  • 切屑づまり
  • ステップ回数を増す
  • オイルホールドリルを使用する
  • ドリル形状不適
  • ねじれ角と、ウェブの大きいものを使用する
  • シンニングを施す
  • 貫通時過負荷
  • 駆動部のガタを調整、貫通時の送りを下げる
テーパドリルのタングの折損
  • テーパシャンク部にきず
  • テーパシャンクのキズ除去
  • スリープのきず
  • スリープを交換
摩耗 外周コーナの摩耗
  • 切削速度過大
  • 切削速度を下げる
  • 刃先形状不適
  • 刃先形状(先端角、シンニング)を変える
  • ドリル材質不適
  • ドリル材質を変える
  • 切削液不適
  • 切削液を変える
チッピング チゼル部の摩耗及び欠損
  • 送り速度過大
  • 送り速度を下げる
  • 刃先形状不適
  • 逃げ角を小さくする
  • ドリル材質不適
  • 材質を変える
構成刃先 マージン部に溶着
  • 切刃摩耗による発熱大
  • 早期に再研磨を行う
  • 切削液の供給不足
  • 切削液を多量にかける
  • 切削液不適
  • 切削液を変える
  • 切屑の逃げが悪い
  • ドリル形状を変える
ビビリ 切削中ビビリを発生する
  • 逃げ角が大きい
  • 逃げ角を小さくする
  • ドリルの剛性不足
  • 剛性あるドリルを使用する
  • ドリルの突出量を減らす
穴寸法の拡大 仕上穴が大きくなる
  • 先端角が対称でない
  • 先端角の再研磨
  • リップハイト差が大きい
  • リップハイト差を小さく再研磨
仕上穴寸法のバラツキ
  • チゼルポイントの偏心
  • 再研磨しシンニングを施す
  • ドリルの振れ大
  • 機械、取付部、工具の振れのチェック
  • 送り速度過大
  • 送り速度を下げる
加工精度 穴真直度不良
  • 工具摩耗
  • 再研磨を行う
  • 工具形状不適
  • リップハイトの差の小さく
  • ドリル剛性不足
  • ウェブの厚いものを使用
穴直角度不良
  • 被削面が水平でない
  • さぐりを行ってから加工する
  • ジグブッシュを使用
穴真円度不良
  • 加工方向(横及び斜穴)
  • ジグブッシュを使用
  • 加工方法の変更
  • 切削中の振れ
  • センタードリルで前加工する
仕上面粗さ 仕上面粗度の悪さ
  • 切刃の摩耗大
  • 再研磨を行う
  • 送り速度過大
  • 送り速度を下げる
  • 切削液の供給不足
  • 供給を増大する
  • マージン部の溶着
  • 再研磨を行う
  • 切屑づまり
  • ステップフィードの回数を多くする
位置ずれ 穴ピッチのバラツキ
  • センター合わせ不良
  • センタードリルで位置決めする
  • 工具形状不適
  • シンニングを施す
位置決め精度不良
  • ドリルの振れ
  • スタブに変更
  • 機械主軸の振れ
  • 主軸を再調整



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